リデュース Reduce

Reduceリデュースは、食欲抑制剤リダクティルのジェネリック医薬品です。
食欲をコントロールする満腹中枢に働きかけることで、食欲を抑えるように作用します。体重減少のための食事制限による負担を軽減することを目的として開発されました。

リデュースは、リダクティルと同じ成分から構成されるジェネリック品で、原発性高血圧のリスクが少ないことで知られており、食欲抑制剤としてかねてより注目されている薬剤です。
ジブトラミンの働きによってセロトニンの働きをコントロールすることで食欲が抑制され、ノルアドレナリンの働きに対して影響を及ぼすことで代謝を引き上げ、脂肪の燃焼を促します。
一般的な肥満治療薬よりも身体的リスクは低く、摂取する食事の量そのものを減らしたい方に向いています。

特に、体脂肪を減少させたい方にとっては体脂肪の効率的な燃焼と食欲の抑制によって極めて高い効能が実感できます。
また、ホルモンとしても働くため、消化器系や心血管系、痛覚にも作用します。

リデュースの飲み方は1日1回、食前に1錠を服用することでその日の食欲を抑制してくれます。
軽度であるとはいえ、副作用も報告されていますので、定められた飲み方は守りましょう。
また、過剰な量を服用したとしても効果が増大するわけではありませんので、定められた用法を守ることが重要です。

なお、リデュースは、肥満の方のための食欲抑制剤であり、適正体重の方については有効な効果が確認されていませんので、適正体重の方がむやみにこの薬を服用されることはお勧めできません。

妊娠中、授乳中の方の服用は避けてください。
何らかの違和感や副作用が生じましたら服用を中止し、医師の診察を受けてください。
服用された方の中には心拍・血圧の上昇が見られるとの見解もありますので、血圧のコントロールがされていない高血圧症の方や、脳卒中や心疾患などの病歴がある方には服用をお勧めできません。
またリデュースは、食欲抑制効果とともに脂肪燃焼効果がありますので、飲んでいる間は代謝が上がり、身体が温かく感じることがあります。

リデュースは、肥満の方のためのお薬ですので、肥満ではない適正な体重の方が使用すると、思わぬ副作用や健康を概する可能性も考えられますので、使用には注意するとともに健康を害するほどのダイエット自体を控えるようにしてださい。

いずれにしても、他のダイエット治療薬は摂取した脂肪を吸収させないようにして排出させる効果で肥満を治療するのに対し、リデュースは満腹感を感じさせることで食事そのものを制限させるものです。
薬の特性を理解の上、用法を守って使用しましょう。
※薬の使用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。